日本体力医学会

ECSS Dublin 2018における日本体力医学会・ECSS交流シンポジウムのシンポジスト公募について

2018年7月4日~7月7日にアイルランド・ダブリンで開催されるECSSでの日本体力医学会・ECSS交流シンポジウムのテーマは「運動・身体活動とマイオカイン」となりました。このシンポジウムに参加する2名の日本体力医学会会員を公募いたします。テーマにふさわしい研究成果やビジョンをお持ちの会員の応募を待っています。日欧の交流を目的としますので日本ならでは発表内容を歓迎します。希望される会員の方は、英文の抄録を下記の要領でまとめて10月28日までに渉外委員会委員長 永富 良一(nagatomi@med.tohoku.ac.jp)までメールで申し込みをしてください。応募演題は審査の上、採否を決定します。採択された場合には、日本体力医学会より、日欧往復の旅費(エコノミークラス割引料金)を支弁します。また採択者のECSS登録料、宿泊費は無料となります。是非ふるってご応募ください。年齢制限はありません。

平成28年10月6日
日本体力医学会 渉外委員会委員長 永富 良一

公募要領
(ア)応募資格:3年以上継続して日本体力医学会会員であり、未納会費がないこと。原則として日本国内の教育・研究機関に所属する常勤の研究者であること。応募年度と応募翌年度(今回の場合2016年、2017年)に JSPFSM-ECSS交流シンポジストとして参加していないこと。またできるだけ多くの会員に機会を広めるため、審査において同点となった場合には、過去にECSSに参加していない会員の提案を優先します。

(イ)シンポジウム趣旨
ECSS学術委員会委員長 Bente Pedersenとの合議の結果以下の趣旨で交流シンポジウムを開催します。

 マイオカインは骨格筋から非炎症性に産生されさまざまな生理機能に関連しています。ECSS のBente Pedersenが提唱して以来、多くのマイオカインが同定されていますが、その生理機能については不明な点が少なくありません。骨格筋以外からも同じサイトカインが産生される可能性があることも状況を複雑にしています。公衆衛生学的な立ち場からは様々な疾患の危険因子あるいはその代理指標になる可能性がある一方、代謝調節においては時間依存性の制御に関わっている可能性があります。もちろん代謝性疾患・動脈硬化に関連する慢性炎症に関わるサイトカインとしてのマイオカインも注目を集めています。今回の交流シンポジウムでは、多様な可能性があるマイオカインの位置づけをさまざまな立ち場から明確にしていうための議論を行うことを目指したいと考えています。

(ロ)記載要領(全て英文で記載してください)
 ① 演題名、応募者の氏名、性別、国籍、所属教育研究機関、職位、E-mail アドレス
 ② 抄録:英文 200ワード以内
 ③ ECSS ID(ECSS 会員の場合)

(ハ)募集締め切り:平成28年10月28日(金)正午まで、提出先 渉外委員会 委員長 永富良一(nagatomi@med.tohoku.ac.jp)にメールで提出してください。タイトルには必ず「JSPFSM-ECSS交流シンポジウム2018 応募」と入れてください。

(ニ)平成28年11月11日までに日本体力医学会としての審査結果を通知します。採択された演題をもとに日本体力医学会渉外委員会よりECSSにシンポジウムの提案を行います(11月15日締め切り)。平成29年1月にECSSにおける審査が行われ最終採否の決定が行われます。

(ホ)不明な点は渉外委員会委員長 永富(nagatomi@med.tohoku.ac.jp)までメールで問い合わせてください。

渉外委員会委員長
永富 良一